20260421りゅうみこ・佐伯昌長・異世界の物語

現時点で配信されているぶん(38話まで)、全部読みましたー!

ということで、ねたばれ感想を。

物語の前半はかなり平和というか、可愛いお話で和んだ。

灯ちゃんと佐伯さんとの出会い→信用されていないし、怨霊退治の任務を取られたという思いから灯ちゃんに嫌がらせをする佐伯さん→事件があり懐かれる

という話だったんだけど、このパートが長い。一週間も嫌がらせをし続ける佐伯さん。物語も8話までは、ひたすらそんな感じ。でもこの佐伯さんの嫌がらせはストーリーの都合上、絶対にどこかで終わると分かっているから微笑ましく見られるし、嫌がらせに失敗しまくる佐伯さん可愛いーってなった。

ですが灯ちゃんに懐いてからの佐伯さんはもっと可愛かった。部屋の前で待ち構えて運勢占いを告げるのとか、質問攻めしするのとか、ちょっとした選択肢ですぐに好感度が上がるのとか、もう可愛すぎでしょー。完全な見た目オジサン、しかも大男なのに可愛いとか、ギャップがヤバい。本当に可愛い。

佐伯さんが灯ちゃんに惹かれていく場面も、良かった。「許したいから許す」と言う灯ちゃんに清廉さを見る佐伯さん。初陣で震え怯えながらも真っ直ぐに怨霊に向かっていく灯ちゃんの、勇ましさ美しさにハッとする佐伯さん。

主人公の灯ちゃんのみならず、攻略対象である佐伯さんの「心の動き」までをも丁寧に描いているのが流石遙かシリーズって感じだし、そういう所が遙かは最高だよね! いつ・なぜ恋に落ちたか、恋に落ちた音が聞こえるかのように伝わってくるのが素敵です…!

しかしそんな癒しストーリーの序盤から、平忠度に偶然出会ってしまってから話の方向が一転。

(余談ですが、平忠度って遙か3でもサブキャラとして出てきたよね。遙か3とは違う世界線だから当然ではあるんだけど…おじだったのが、雅で美麗な青年になっていて、うひゃ〜と思いました)

平忠度は頼朝に仕える二人からしたら敵に他ならないのに、佐伯さんは彼に命を救われたという恩ができてしまった。また、佐伯さんと灯ちゃんは成り行き上平家の船に乗ることになってしまったんだけど、長く船旅をともにする中で、平家の「人」を知ってしまい、平家の人を好きになってしまう。

そう、棟梁の忠度が本当に優しく良い人で、ストーリーを読んでいる中で私も好きになっちゃったぐらいの良い人で。

でも二人が平家の人たちと仲を深めれば深めるほど、この先の展開を思うと苦しくて仕方ない。だって佐伯さんも灯ちゃんも、頼朝にも大恩があるから。でも平家と源氏が手を取るなんていう展開にはならないだろうし、とすると、この先の話はどうなっても切ないものになるじゃんね。

「共に過ごした時も全部、本物」「なかったことになんてできない」…その通りで、どちらも大切で、捨てられない二人。辛い。

で、結局、38話のストーリーのようなことになってしまって……。あああー。辛すぎる。なんだこの非情な展開は。

この先の二人の物語に救いが待っていますように、と願わずにはいられないです。続きの異世界物語の配信が待ち遠しいですね。

ところでストーリー中にさらっと「佐伯さんは人造人間」と明かされてマジびっくりしました。

ええ!? 遙かで人造人間の陰陽師って、すごく馴染みのある設定ではあるんだけど、まさか佐伯さんもとは。

そして驚きと同時に、佐伯さんは人造人間故に背格好や知識は大人だけど、10年前に生まれたばかりだから振る舞いが妙に幼いのか……と納得しました。私が佐伯さんに対して抱いた「子どもがそのまま大人になった」っていう第一印象も、あながち間違っていなかったかも?!

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